【Multi-X CAD】任意点からの地形観測

Hint Multi-X CAD

MultiXで地形観測の際に、近くにトラバー点がない場合に便利な機能をご紹介します。

【※この機能は、MultiX観測オプションに含まれています。】

14010701

上図のように、見通せる位置にトラバー点が2点必要です。

2点を観測することにより、設置した位置を割り出します。

14010702

通常の手順と同じように、[観測]ー[TS器械点の設置]をクリックします。

14010703

[後方交会]をクリックします。

14010704

トラバー点2点をそれぞれ、[取込]ボタンより、セットし、ミラー高を入力します。

14010705

光波を設置した場所の点名と器械高を入力します。

14010706

前視点Aに光波を向け、[0セット][前視A測定]を押します。

続いて、前視点Bに光波を向け、[前視B測定]を押します。

[TS接続]をクリックすることにより、測定開始になります。

14010707

CAD上には、光波を設置した位置に、マークと点名が表示されます。

これから先の作業は、通常の地形観測と同じです。

« »