【Multi-X CAD】任意点からの地形観測
MultiXで地形観測の際に、近くにトラバー点がない場合に便利な機能をご紹介します。
【※この機能は、MultiX観測オプションに含まれています。】
上図のように、見通せる位置にトラバー点が2点必要です。
2点を観測することにより、設置した位置を割り出します。
通常の手順と同じように、[観測]ー[TS器械点の設置]をクリックします。
[後方交会]をクリックします。
トラバー点2点をそれぞれ、[取込]ボタンより、セットし、ミラー高を入力します。
光波を設置した場所の点名と器械高を入力します。
前視点Aに光波を向け、[0セット][前視A測定]を押します。
続いて、前視点Bに光波を向け、[前視B測定]を押します。
[TS接続]をクリックすることにより、測定開始になります。
CAD上には、光波を設置した位置に、マークと点名が表示されます。
これから先の作業は、通常の地形観測と同じです。
2014年1月7日