【Multi-X CAD】図面座標の更新
現場の状況等により、基準点よりも先行して地形観測をおこなう場合に
便利な機能をご紹介します。
仮座標で通常どおり、地形観測を行います。
後日、基準点の座標が確定した段階で、
[座標]ー[座標の編集]より基準点の座標を入力します。
[測量]ー[観測手簿]ー[観測手簿]で、[ファイル]ー[既存データの読込]を
クリックします。
該当の観測データを読み込みます。
[トラバー]ー[3次元トラバース新規]よりトラバース野帳に展開します。
[放射トラバース]を選択します。
[計算&作図]を実行します。
座標の再計算が終了しました。複数野帳がある場合は、この作業を繰り返し、
座標を計算しなおします。
次に、図面の整合性を取るために、[図面座標の更新]をクリックします。
CAD上をクリックすることで、座標を基準に図面を補正します。
参照機能で確認すると上図のように、正しく補正されています。
2014年2月6日