【Multi-X CAD】器械点の標高を近くの点から取り付ける方法 [地形観測]
電子平板で、高さのわからない点に光波を設置する場合の対処法をご紹介します。
マルチXの地形観測では、まわりの高さのわかっている点を観測することにより、高さを簡単に取り付けることが出来ます。
[観測]ー[TS器械点の設置]をクリックします。
[器械点][後視点]を通常通り設定します。
周りの点から、高さを取り付けるために、[器械設定]をクリックします。
あらかじめ、CAD上プロットしておいた、周囲の点を[取込]より指示します。
上図のように、クリックします。
[目標高]の欄にミラー高をそれぞれ入力後、”K1”を[測定1]より観測を行います。
複数の点から取り付ける場合は、[測定2]~[測定4]まで繰り返します。
採用するデータをチェックします。
[器械高決定]をクリックします。
採用したデータの平均値が計算されます。
その後[閉じる]をクリックします。
簡単に高さを取り付けることが出来ます。
その後の作業は、通常観測のときと同じです。
2014年2月26日