【Multi-X CAD】路線幅杭図の作成方法
簡単なIP法による路線計算から、幅杭図作成までの手順をご紹介します。
※この機能は、線形計算オプションが必要で、Ver3.1Aより動作可能です。
まず、[座標]ー[座標の編集]よりIP点の座標を入力します。
[測量]ー[路線測量計算]ー[IP法線形計算]より、カーブの種類、半径及びパラメータを入力し、[要素]ボタンで、路線計算をします。
続いて、[測量]ー[路線測量計算]ー[幅杭座標計算]より、[ファイル]ー[IP法の要素読込]から、中心線データをインポートします。
[幅杭]ボタンをクリックし、幅杭の計算を行います。
一連の入力の場合は、始点位置と終点位置の幅杭長を入れます。
[等幅]ボタンを押し、始点及び、終点位置をクリックします。
続いて、図化です。
[測量]ー[路線測量計算]ー[線形図の作図]をクリックします。
左側のサイドバーより[縮尺]をクリックします。[図面名][縮尺]を入力し、[作図条件]で[幅杭図(線)]を選びます。
左側のサイドバーより[IP]をクリックします。
[IP]ボタンより、路線計算データを読み込みます。
役杭、中心点データが自動的にセットされます。
先ほど、計算した幅杭データを読み込みます。
幅杭線の描画範囲を決めるために、[両]ボタンをクリックし、描画スタート位置に”S”、描画エンドに”E”をキーボードを使用して入力します。
続いて、[図配]ボタンより、幅杭図を図化します。
[表配]ボタンより、要素表を図化します。
以上で、終了です。
2015年4月24日