【AX】バージョンアップのおしらせ Ver2.6.1
コスモスAXおよびオルデコが、Ver2.6.1へバージョンアップを行いました。
(※バージョンアップには、ソフトウェア保守契約の加入が必要です。
保守ユーザー様は、株式会社アンソのHPよりダウンロード可能です。)
追加された主な機能は下記の通りです。
1.CAD画面表示の機能アップ
オルデコで、ペン操作で使用するする場合には、
使いやすく設定することで、扱いやすくなります。
[設定]もしくは、[オプション]ー[拡張設定]ー[CAD設定]をクリックします。
赤枠部分の切替が増えました。
表示エリアを広くしたい場合。
スクロールバーの幅が2倍。
検索ボタンの切替が楽になります。
高解像度ディスプレイを使用時にも、文字が大きく表示できます。
2.CAD管理ファイルの自動修復機能
一覧表データ(CAD.DIR)を修復し、読み込めるようにする機能です。
[CAD MAIN MENU]ー[登読込]ー[修復]をクリックします。
[修復確認]後、[修復実行]でデータを元に一覧表データを作成します。
図面名は、ファイル名になります。
3.令和の対応(新元号の対応)
[測量]ー[1.トラバース計算]ー[計算者等登録]
※上図は、[成果簿の印刷]で出力した成果簿の下部です。
[地積図]ー[所在]ー[元号変更]
4.ブロック積のコマンド追加
[CAD MAIN MENU]ー[平面S]ー[横断]
5.任意標高点作図機能
[CAD MAIN MENU]ー[参照]ー[任標高]
高さのある2点間で、補助点または、独立標高点がプロットできます。
6.寸法の機能強化
モード[設]の時に桁数区切り文字が選べるようになりました。
7.杭打ち機能の強化(※オルデコのみ)
[測量]ー[2.杭打ち]
右下[設定]ボタンより設定を変更できます。
必要な画地のみ表示したり、[点名]ボタンにより表示・非表示が切り替えできるようになりました。
8.光波との接続機種設定が、カスタマイズ可能に(※オルデコのみ)
[CAD MAIN MENU]ー[地形]ー[機種]
従来の画面に加え、同一機種の複数登録が可能になりました。
複数の光波を利用しているケースでは、より簡単に切り替えることができます。
9.観測ツールバー(※オルデコのみ)
地形観測時に使用できる観測ツールバーができました。
追尾制御と測距関連のコマンドがダイレクトに操作が可能で、より便利になりました。
実際の観測画面では、上図のようになります。
右下の[測定]ボタンは、ワンタッチ測定ボタンです。
ペンコンの右下に、大きな[測定]ボタンを配置することで、連続観測するようなケースでは、画面を確認することなく、指で、測距指示が可能です。
[設定]ボタンより、ワンタッチ測定ボタンを含め、表示・非表示が選べます。
ボタンの大きさも選べます。
10.ソキアSRXコマンド使用時の機能強化(※オルデコのみ)
[ターゲットタイプ]ができました。
[ターゲットタイプ]をオルデコ側から、指示できるようになりました。
11.後方交会法使用時の機能強化(※オルデコのみ)
地形観測で、任意点に据えて観測する場合に利用する後方交会法ですが、
観測手簿が残るようになりました。
[測量]ー[5.観測手簿計算]ー[1.野帳初期入力]ー[控読]に記録されています。
12.目標高設定機能強化(※オルデコのみ)
[0.1]が選べるようになりました。
[地形観測]ー[縮尺]ー[設定]より、設定します。
13.3級水準測量(※オルデコでは、水準測量)の機能アップ
観測者欄の入力文字数が半角8文字から半角12文字まで増えました。
14.その他
機能アップ8項目、機能改善38項目、不具合修正20項目です。
詳しくは、株式会社アンソのHPよりリリースノートをご覧下さい。
2019年5月20日