【Multi-X CAD】トプコン社製 LN-100との接続について
トプコン社製レイアウトナビゲーター LN-100 をお借りし、接続テストもかねて、Multi-Xの電子平板機能で観測してみました。
杭ナビ レイアウトナビゲーターLN-100
お借りしたモデルは、Bluetoothが搭載されていない、無線LANモデルです。
LN-100をアクセスポイントにして、無線LANで接続します。
2度目以降は、OSが利用可能な状態になると、自動的に接続するため、
この作業はありません。
Multi-X側は、[観測]ー[使用機種の設定]
[LN-100]を選びます。通信設定は、デフォルトのままで、TCP/IP通信が
行なわれます。
※Bluetoothで接続する場合は、ここで割り当てられた通信ポートを設定する必要があります。
LN-100を利用した場合は、任意の位置に器械を設置して、基準点を2点観測する
後方交会法を利用した方法が便利です。
観測においては、Multi-Xの自動追尾リモコン機能が使用できます。
[観測]ー[自動追尾制御の接続]
[サーチ開始]ボタンで、ミラーを探し始めます。
上部の[設定]ボタンより、より細かな操作が可能です。
実際に観測では、従来の自動追尾より応答速度が速く、
[測距]ボタンとほぼ同時に、観測終了する感覚で、
待ち時間がありません。そのため、サクサク作業が進みます。
LN-100は、使用可能範囲が距離が100m、高低差10mです。
平地部の地形観測には、とても便利な組み合わせだと思います。おすすめです。
2019年8月20日