【Multi-X CAD】横断観測について
MultiXには、光波測距儀または、電子レベルに接続し横断のデータコレクタ
として使える機能があります。簡単に、ご紹介します。
特徴としては、
まず第1に一覧形式であること。一断面を把握しやすく、
変化点の挿入や削除も簡単にできます。
第2に、すぐに、絵が表示されること。
これは、間違いに防止に役立ちます。
第3は、同じソフトで図化が可能です。横断SIMAにも対応しています。
※この機能には、MultiXの縦横断オプションが必要です。
[測量]-[横断計算及び図化]ー[横断野帳計算]で観測を行います。
おおまかに8つに分かれています。
[1] 接続設定及び、印刷、データの読込に使用します。
[2] データの入力を行います。観測もここで行います。
[3] ファンクションメニューです。行の複写・削除・挿入ができます。観測もれの際などに、挿入を使います。
[4] 器械点ごとの左右を切り替えます。
[5] 光波・電子レベルの観測に使用します。
[6] 断面図形状を表示します。
[7] 断面図の表示をコントロールします。
[8] クリックした位置のセンターからの距離と高さを表示します。
観測は、簡単です。上図のようにすぐ絵で確認できます。
観測後の確認も簡単です。図を押さえると、入力データが確認でき、
距離と高さも確認可能です。
【観測例】
横断観測の観測例(その1)
【例1】センターにTSを設置後、左右を観測する場合。
【例2】センターから遠い所から、入力する場合
【例3】ポール横断とTS観測の混在。ターニングがある場合。
【例4】センターにTSを設置後、両側にターニングを行う場合。
【例5】横断線外から観測する場合。
【例6】レベル観測で入力する場合。
2013年6月26日